2011年10月の記事

生。

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昨日は東京から、植原亮輔さん(ドラフト)・長嶋りかこさん(博報堂)をお招きし、
ボンクラゼミナールVol.02を開催。
講演者のお二人、協賛企業様、スタッフの皆様、そしてお客様。沢山の方々の温かいご支援のもと無事開催できました。本当にありがとうございました。
今回の講演会はとてもエキサイティングなものでした。
僕のような地方都市の下っ端デザイナーが、日本のトップアートディレクターをお呼びし、
同業の先輩方は強者揃いのお客様ばかりで板挟み状態。逃げられません。
主催者側は完全に試され、さらし者です(笑)
だからこそ自分が楽しんでしまおうと思いました。
3月5月悔しさをどうしても今回は晴らそうという別の気持ちも重なり
気合い入れていました。

今回の講演者の植原さん長嶋さんはとても気さくで素敵な人柄が印象的で
僕らが長野のみなさんに伝え感じてもらいたい所は「人の温度」だと確信しました。
それを伝えるにはまず僕らは講演者のお二人ときちんとコミュニケーションとりたかったので強引に東京へ行き、一緒にお酒をのみ、生のコミュニケーションを大切にしました。
Fbはメール代わりにすこし使いましたが、本来直接お話できればスカイプやメールなど必要ありません。最近のお便利ツールは効率がいいだけの道具であり、リアルではありません。

何かモノを成功させたいのなら時間を作り足を運び、こちらの「本気さ」を伝えたい。
やっぱり「生」が一番!

そんな僕らの熱い想いが植原さん長嶋さんに伝わり、お客様にも伝わり、
KANEMATSUという空間ともコラボをして、とても面白い講演会になったのではと
主催者側は勝手にほっとしています。
これは来ないとぜったい解りません。

人と空間って本当に大事です。
時代がどんどん合理的になればなるほどリアリティのあるモノが大切になってくると思います。

だって僕らデザイナーは人間相手の職業ですから。

主催者ってのはやること沢山で大変だけど一番楽しい。
またいつかやったろ。


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PS.
最初あまりの緊張にアンケートの説明をすっかり忘れたり、絵馬プロを入れ込むことが
流れのなかでできず、そこだけやっちまいました(涙)

また頑張ります。





大自然のなかでトップギアで仕事する。 これが理想です。

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今週金曜日ぼくらのオフィスKANEMATSUで今回で2回目となる「ボンクラゼミナール2」という講演会を開催させていただきます。
詳しくはコチラから。


僕は東京など大都会は苦手で今後も住んでみたいとは思いません。
というより今の活動している善光寺門前がすごく好きで、まだやりたいことが沢山あって
動く理由が見つからないというのが本音でしょうか。

しかし、この田舎で仕事を続けていくなかでどうしても足りないのが「生きた情報」です。
都会というアバウトなくくりは微妙かと思いますが、仕事をするうえで都会のスピード感や熱量、デザインの質は、常に感じ学び続けなくてはなりません。

田舎のいいところ悪いところ、都会のいいところ悪いところを理解しながら
ならば、良い所取りをし「呼んでしまえばいい」という結論になりました。
トップの一線でご活躍させている方の話、作品はもちろんすばらしいのですが、
行かないと解らないオーラや立ち振る舞いを、自分だけでなく地元の仲間とできる限り安く、より多くの人と共有したいと思い開催しています。

足りないところ補いながら成長してきたいものです。
大自然のなかでトップギアで仕事する。
これが理想です。

いよいよ明後日です。
楽しみたいと思います。

迷った時は。

ま〜生きていれば誰しもそれなり悩んだりするのは当たり前のことで、
そんな時に立ち止まって振り返る何かが欲しいと思っている人は多いように感じてます。
そんなもん何でもいいのだけれど、僕は「アンパンマン」からたまに元気もらっています。

それ意外に、広告をやっている人間として、この曲、詩のすばらしいと思うところは
共感できる層の広さ、ほぼ全ジャンルの人の気持ちやシーンをカバーしてしまってるところにこの曲の凄さがあると僕は解釈しています。

僕らの仕事はより多くの人に「共感」してもらえるために、さまざま知恵を絞ります。
それがでるだけシンプルで解りやす方がいいと僕は思う。


様々な側面からみてもこの曲の完成度は高いと思います。


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 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも

 なんのために 生まれて
 なにをして 生きるのか
 こたえられない なんて
 そんなのは いやだ!

 今を生きる ことで
 熱い こころ 燃える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ 胸の傷がいたんでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 なにが君の しあわせ
 なにをして よろこぶ
 わからないまま おわる
 そんなのは いやだ!

 忘れないで 夢を
 こぼさないで 涙
 だから 君は とぶんだ
 どこまでも

 そうだ おそれないで
 みんなのために
 愛と 勇気だけが ともだちさ
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため

 時は はやく すぎる
 光る 星は 消える
 だから 君は いくんだ
 ほほえんで

 そうだ うれしいんだ
 生きる よろこび
 たとえ どんな敵が あいてでも
 ああ アンパンマン
 やさしい 君は
 いけ! みんなの夢 まもるため 


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まだMAC歴10年。

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アップル創業者で前CEOのスティーブ・ジョブズが
米国時間5日、死去した。享年56歳。

すばらしい人ほど早く逝ってしまう。

合掌。



さて、僕とMACとの歩みはちょうど10年。
二十歳からスタートし今に至ります。

iMac 400DV(2台)※1台所有
PowerBook G4 Aluminium12インチ 1.33GHz/1GHz(2台)※1台所有
PowerMac G5 1.8GHz Dual (2台)※2台所有
MacBook Pro 15インチ 1.83GHz※売却
iMac intel Core i3 3.06GHz 21.5インチ※売却予定
MacBook Pro Core i5 2.3GHz 13.3インチ※メインマシンで使ってます!

お金がないのでほとんど中古。
これにiPodやiPhoneを入れると結構な数です。
ま〜どうでもいい情報だと思いますが僕の思い出なんす。

なんでしょ。マシンそのもののデザインと使っていた思い出が混ざり合い、
使わないけどとっておきたくなる。そんなマシン達。




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さて本題。
僕が感じるMac製品の魅力はやはり内部構造や内部のパーツデザインの美しさに
あると思っています。
といっても僕は表面的なことしか解りませんが・・・。
今でも持っているG5を開けたときのあのカッコよさはたまりません。
きっと、技術屋のジョブズ氏の美学の神髄はここなんだろうと勝手に思います。

何か、着物裏地にこだわるような日本人の美学に通ずるような気がしていて好きです。


でも忘れちゃいけないのはあくまでもこれは機械であり道具。
使うのは生身の人間。
この最高のマシンを使って人をワクワクさせる仕事をし続けたいと思いました!

引き続きよろしくお願いします!