はじめに。
まず今回なぜ僕らは横浜に行ったのかと言いますと、
長野で新しい"物語"を建築家やライターそしてデザイナー作りたくなっちゃって
その視察に行って来た訳です。
7月から準備を進めているプロジェクトで、只今奮闘中。
対外的な物が完成したらどんどんお知らせして行きますので
いましばらくお待ちください。
今回一緒に行った建築家の宮本さんの
ブログ早朝長野出発。
10:30新宿にて友人でもあり現地コーディネーターと合流いざハマへ。
横浜クリエイティブシティ国際会議の会場に到着し、ラッキーな事に
見たかったけど申し込みできなかった講演を少しだけ見学できてよかった。
●箭内道彦氏の講演。
午後から本番の会議に出席。
アートと都市の関係性やあり方。実例など盛り沢山でとても刺激的でした。
そこでひとつ解った事は「答えはない」という事。
我々はここ信州でどういった繋ぎ役になって行けばいいのか。
●ここ横浜でも苦労なさっているようです。(同時通訳初体験)
夕方からbankARTにて、集まれ!アートイニシアティブ PART2と題し
分科会に出席しました。
●問題解決になる場。
テーマ9つ我々長野チームは
【集合アトリエ~クリエイター誘致の可能性】
に出席。
■分科会
【レジデンスプログラムの展開(英語での会議)】
地域とアーティストインレジデンスの関係、及び国内外での
ネットワークについて
【制作と観客の創成(英語での会議)】
パフォーミングアーツの制作・発表の継続性(経済)と新たな
観客の創出について
【大学と都市】
大学が地域と共に協働し、開いていくことについての可能性
【地域との協働】
地域にとってアートとは?アートにとって地域とは?アートと地域(都市)との
協働の意味を探る
【集合アトリエ~クリエイター誘致の可能性】
クリエイターが集合することの可能性、またその方法(芸術不動産)や信頼性、
継続性について
【アートイニシアティブと経済】
経済の自立本願と他力本願について、またそのシステムについて。
どのように食べていくか?
【流通せよ!アートコンテンツ】
アートコンテンツの流通について。またアーカイブをどのように
共有・流通化させるか?
【応答する美術館】
既存の美術館の枠組の見直しも含め、その活動を都市へと展開する
新しい美術館像について
【その他】
何か、話し合いたいことがでてきたら、その場でチームをつくります。
昼間の講演で出席されていた【紺屋】の野田さんらと同じ場について
色々お話が聞け、途中長野のお悩み相談会にもなったりと深夜までとてもいい分科会
になりました。
様々な事例を伺っているなかで、長野にしかできない仕組みの糸口や可能性を感じた。
全国に繋がりをもてたこともとても収穫でした。
あ〜早く長野に帰りたい。
長野でこれやりたい!!
●皆さん本当にありがとうございました。
初日を終えて。
そもそもARTは必要か必要ではないのか。
豊かさや価値観はひとそれぞれであり、そんな社会の中で
自分たちは何がしたいのか。
持続可能プロジェクトとは。
やりたい事を本気でやってみるただそれだけ。
長野クリエイターの皆さん熱く議論しましょう。
パイの少ない長野の労働条件で仕事は自分たちで作ってみても面白い。