designの最近のブログ記事

CREATIVE TOKYO

121013manz.JPG

昨日は経済産業省主催の「CREATIVE TOKYO」という持ち時間6分というプレゼン大会をみに行ってきました。第3セッション 「地域資源×クリエイター/デザイナー」という部分に参加してきました。
皆さんとてもすばらしいプレゼンばかりで感動しました。
東京をはじめとした中央の方々が地域の魅力に気づき様々ビジネスを仕掛けています。
さて、僕の場合は地域「ローカル」にいるのですが、かなり草の根的な取り組みをしています。
僕が一番大切にしているのは「人を知る」ということ。
地域で人を知るうえで僕的に一番有効だと思う手段は「祭りに参加する」ということです。
祭りに参加することによりその地域のルールや人間関係がすごく理解できるし、自分も参加することで、仲良くしていただけます。
やっぱり常に着地は「人」だと思っているのまず祭りに参加してから、その土地ですべきデザインを考えるという手法が自分にはあっていると再確認したし、そうゆうアプローチでやっているクリエイターは少ないと思うので、引き続き長野県という拠点にこだわって活動していきたいと思いました。

地方はある一方「情報過疎」な部分もあるので、リアルな情報収集のためいろんなところに出没してさらに勉強していく必要性の感じました。

最後に、今動いているプロジェクトのヒントもいただけたような気がした1日だったような気がします。

ご紹介してくださったイクスのナガタさんありがとうございました。


真田十万石まつり2012/甲冑ワークショップ

121007_manz.jpg


先日、1年がかりのプロジェクト「真田十万石まつり 2012・こども甲冑お絵描きワークショップ」
が無事終了しました。
地元出身の画家のTOMOYAARTSさん、地元のNPO方々など多くの方々のご協力のもと
大変すばらしいイベントになったかと思います。
今回の講師であり、共に1年一緒に進めてくださったTOMOYAさんには本当に感謝です。


毎年、多くの方が来られる「真田十万石まつり 」。
存在はしっていたがちゃんと見たことのないイベントでした。
今回なぜ僕らがこのイベントを仕掛けようと思ったかといいますと
「松代にアートの種を撒きたい!」という想いでスタートしました。

太田の仕事は、企画と交渉。
地域と作家を繋ぐパイプ役をきちんとできるかが僕のミッションでした。

その中で地域と協同することに意味があると思い、1年かけて松代の方々とのコミュニケーションとることに多くの時間を使いました。
毎週松代に通い、勉強会や春祭りのお手伝いなど沢山関わることにより太田の顔覚えていただき、
人間を知ってもらってから、本題のアートについての話を進めるという、根気のいる作業ですが、
地域で、地元の方を巻き込むにはこれくらいしないと認めてくれません。
ワークショップは着地であり、それらを成功させるためのステージ作りをどうデザインするかが太田の腕の見せ所という感じでしょうか。
そこで3つの目標を立てました。

1.「実行委員会の中にしっかり取り込んでもらう」
2.「有料のイベントにする」
3.「地元の方にスタッフとして入っていただく」

ここでは語り尽くせないトライ&エラーが沢山ありましたがなんとかなりました。

所詮僕はよそ者なので、いくら仲良くなってもよそ者はよそ者なんですが、少しでも距離を縮め、
なるべく松代らしいストーリーにのった「らしいアート」を模索した結果「こども甲冑お絵描きワークショップ」
という着地になり、TOMOYAさんのご尽力のお陰て、ほぼ目標を達成でき、来年も松代に関われそうな手応えを感じ終わることができました。

来年はもっとパワーアップしていきたいと思っております。
プロセスばかりの話でしたがイベント様子はコチラでご覧ください。

ありがとうございました。

irofes

120713irofes_logo.jpg


「irofe ZENKOJI」というヘアカラーのイベントやヘアショーの
アートディレクション・グラフィックデザインを担当させていただきました。

イベントのコンセプトからロゴデザイン、WEB、チラシ、ポスター、サイン、VJまで
スタートから最後まで携われたこと、本当嬉しく思います。
関係者の皆様本当にありがとうございました。

イベント当日は晴天にも恵まれ2,000人近いお客様がご来場いただきました。
イベント写真一覧はコチラ

irofesのWEBサイト

120917_manz.jpg


2012善光寺花回廊まとめ

120713manz.jpg

本日は2012年善光寺花回廊の総会に出席し、
実施報告、収支決算報告、来年度実施に向けての話がありました。
統計上ですが20万人という人出だったそうです。(実際は数万人)

会場の長さが700mもあるので、レイアウトが悪いと来場者のバラつきがでます。
各商店の売り上げも左右します。
今年は大きくレイアウトを変更をした効果が出てほぼ均等に来場者が回遊できました。

レイアウトデザインもすごく重要です。

今日の会議で嬉しいお言葉をいただきました。
花びらのデザインでは「信州の郷土玩具」をイラスト化し、紹介しました。
デザインを通じて、親子や会話がうまれて良かったとのことでした。

制作サイドも「デザインかっこいいね!」って言われるより嬉しいですし、
もちろんデザインを通じて親子の会話がうまれてくれるよう意図していたので
「でしょ〜!」って気分で太田は上機嫌です。

来年の課題もたくさんみえてきました。
来年は経済効果もキチンと意識したデザインや仕組みを皆さんと考え実行できればと思います。


長野県で最大規模の商店会のイベントですので気合いがはいります。
2年目にしてやっと顔を覚えてもらえるようになりました。


ま〜あくまでも僕が来年またご依頼をいただければの話ですが。

でわ。


manz-design
太田

出張で感じたこと。

120514manz.jpg


先日、久しぶりに東京出張してきました。

最近は、長野県内の仕事でもプロジェクトチームのほとんどが東京の方だったりするので打ち合わせも東京になったりしています。


出張初日のミーティングを終え、翌日は友人の宮崎君と一緒に事務所訪問ツアーをしてきました。


初日の打ち合わせ先でもありました、合同会社冨川浩史建築設計事務所さんや、今回の出張していたプロジェクトのそもそもご紹介者のシフトブレインさんを訪問させていただき、仕事がきている企業の共通点を知ることができました。


それは「プレゼンが丁寧」

守秘義務があるかと思われましたので写真撮影はせず脳裏に焼き付けてきました。

建築の冨川さんのお仕事であれば建築模型の緻密さに度肝の抜かれました。

WEBのシフトブレインさんであれば、ブレゼン資料の緻密さと見せ方がすばらしく

自社ツールも手を抜いていません。


クライアントの規模は違えど、見習うことは沢山あります。

基本的なことなのですが、基本をしっかりできる制作会社にはきちんといい仕事がくると思いました。


刺激になった出張でした。

ちなみに写真と東京でみつけて小さな緑です。


PS

いつも東京出張のさい同行してくれる

イチローありがとう!

そして彼は先日、株式会社ピコン制作所というWEBの制作会社を

設立しました。

おめでとう~!


善光寺花回廊を終えて。

120507hana2.jpg


先日、5月の3日~5日にかけて善光寺花回廊というイベントのお手伝いをさせていただきました。

奇跡的に天候に恵まれ最高の花回廊になったかと思います。


弊社で担当させて頂いたエリアは、メインとなる花の絵柄デザイン全てと、それに伴う全体の配置のディレクション、ミニライブ、ライブペイント、アートワークショップ、古本市の手配とディレクション、てぬぐいのデザインなどを担当させていただきました。


ちなみに広告はいっさいノータッチ。

来年もし依頼をいただければ広告担当させていただきたいと思います。


昨年の反省を活かし、できる限りのことはできたと思っています。

それもみな、関わってくださった皆様のお力だと思っております。

とくに、松林さん、田川さん本当にありがとうございました。

アートの可能性

manz_120507 2.JPG


今回の花回廊は印象的な場面は数知れずといった感じですが、

その中でもとくに印象的な場面がこの写真。


木村先生の折り鶴ワークショップで使うヤグラの制作風景。

初日は制作準備だけだったのですが、一般の来場者が制作を手伝ってくれるという嬉しいハプニングがありました。


プロの解体屋さんらしく、効果的な鎹(かすがい)の打ち方を教えていただきました。

仕掛けている側としてこんなに嬉しいことはありません。

「手を出したくなる空気感」

市民がリアルタイムで参加できる、したくなく空気が作れたこと、そして

アートが地域社会とのコミュニケーションツールになっていること実感しました。



「ほら、だからアートって必要でしょ」


僕は絵を描くことも、物を作ることもできませんが、

こうゆうステージは作るのは好きです。


manz-design

太田

ぽけっと

120428manz 2.jpg


本日ミニパンフレットやら印刷物を納品させていただきました。


昭和初期から続く旅館

松本 美ヶ原温泉の金宇館様の二期工事が終了いたしました。


一期工事はWEBサイトを制作させていただきました。


今回の印刷物の大きなテーマは「未完成」です。

お手紙のようなパンフレットをご提案させていただきました。


Z折の小さなパンフレットにまた小さなポケットを作り、

お客様がお帰りになるさいちょっとしたお手紙でも、季節の草花でのさせるよう

「宿の小さな気持ちポケット」作りらせていただきました。

金宇館さんなら続けてくれると思いました。


有名な旅館さんの有名なデザイナーさんのパンフレットを沢山みて

どれも印刷や紙がとても凝ってあってすばらしくて素敵だな~と思いました。

今案件でも予算内で箔押しやら、エンボス加工など他の特殊印刷をするという選択肢がありましたが、

デザイナーやクライアント側の欲求だけを満たすことはしたくありません。

加工をする理由がしっかりしていないとクライントも納得してくれませんし、

演出する印刷より機能する印刷の方が僕は好きです。


今回はお宿側にも宿題を出させていただきました。

人間相手の商売、手描きが一番伝わると思うんです。

だからこの印刷物は未完成なのです。

お宿側が最後完成させてください。


弊社がデザインしたいデザインは、もっと素朴で想いが伝わる仕組みがあるデザインを

心がけております。

そして、デザインを自分の「作品」と思うこともしたくありません。

デザインはビジネスツールだと思っているのでクライントが正しい方向で儲けてもらば

それでいいと思います。


作品を作りたくなったらいつか個展でもやります。


最後にこのミニパンフレット印刷をしてくださったカシヨ印刷様ありがとうございました。

無事GWに間に合いました。


本日お泊まりのお客様が明日お持ち帰りになることでしょう。


さっ!大忙しのGWに突入です!


manz-design





スタート。

120419manz 2.jpg


昨日、今日と木曽・塩尻に行ってました。
昨年末からチームに参加させていただいています「木曽生活研究所」というプロジェクト。

木曽地方のものづくりに関わるお仕事です。
今年度事業がキックオフされました。

この春から、総務省「地域おこし協力隊」という制度を使い、木曽に移住した「福田所長」が現地で活動してくれてます。

弊社の役割として、グラフィックツールの制作と長野県内でのマッチングが主な仕事になると思います。

僕以外は東京チームなので知らない知識や情報がありとても勉強になっています。
田舎デザイナーならではの「ローカルの人脈」術でお手伝いさせていただこうと思います。

ということでこれからちょいちょう木曽や塩尻でも活動してると思います。



フクダさん!
さみしいだろうけど頑張って!

福田君の奮闘ぶりはコチラから。

どうみせるか。


只今、進行中のプロジェクトを紹介します。

善光寺さんを世界遺産にしよう」というプロジェクトの
ミニパンフレットのデザインワークを弊社が担当させていただいてます。

建築士・大学の先生・郷土史研究家・青年会議所・編集者・デザイナーというチームで
進めております。
昨日は内部プレゼンの日で、ミニパンフレットの骨格デザインを提案させていただきました。
これからさらにブラッシュアップして来月末に発行を目指します。

そう、我々が進めている善光寺を世界遺産しようとしているのは、善光寺本堂だけでなく
門前全体であり、そこに住んでいる人々も含めて世界遺産という位置づけで編集&デザイン作業を進めています。


写真はメインビジュアル(表紙)の候補にしようと思った、100年以上前の善光寺、門前周辺の図です。

かなり貴重なもです。
こういったものはかなり描かれているそうで、版画があったり銅版画があったりと
グラフィックデザイナーにとってはかなり興味深い資料です。
ちなみにこの緻密な銅版画は僕の今住んでいる西町というところにかつてあった印刷所で
刷られたものだそうです。



当時の緻密なデザインとても参考になりました。
今はパソコンで簡単できるデザイン。

やっぱり手仕事感がでるデザイをでやっていきたいと思います。