長野というフィールドでアートについて想いを巡らす。

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昨日は、ぱてぃお大門さんの空きスペースを借り、アートについてのトークディスカッション
を行いました。

ご来場の皆様ありがとうございました。

冒頭、自分が付けたタイトルにツッコミを入れると長野全体に広がって行く事を目指すが
これはまだ善光寺/門前のエリアの話しになります。

願いも込めて"長野"とつけたい。


トークテーマ【アートってなんだろ?アートってどうなんだろう?】

僕も含め、4人のパネラーが長野のアート事情や個々の思いを話しました。
それぞれアートに対して関り方が面白く様々な立場や側面でお話ができたことに
とても可能性を感じました。

みなさん共通して【アートが根付いていない・関心ない】ということを感じて
いらっしゃるようでした。

僕自身もそう思いました。

アートって何かの役に立つのか?そんなご意見もいただきました。
確かに解りづらい部分ではありますが、アート必要だと思います。

ART=社会だと僕は思っていて、社会生活の中のゆとりや豊かさの部分にアートの必要があると
思いますし、もちろんアートはコミュニケーションするものだと思います。

僕が感じる長野での現代アートマーケットはほぼ無く、
ビジネスとしては困難な現状であるし、本気でアートで飯を食べていきたいという人が
どれくらいいるのかも皆無。

少しでもアーティストが生きていける環境にしてくお手伝いができればなんて思ってます。

しかし今、僕らが活動している善光寺門前そして善光寺さんは、絵馬を奉納する文化が根付いていたそうで、善光寺周辺の絵描きに絵を描かせ奉納するなどアートマーケットが存在していたらしい。

善光寺信仰を全国広げるため絵解きにまわっていたという話しも聞きました。

無理矢理話しをまとめると善光寺門前は芸術文化が根付いた街であると感じました。

以前に書きましたが、【縦糸と横糸】の話しで
現代アートの祭典やイベントを仕掛けるにしても善光寺という揺るがない、変えちゃいけない物をしっかりと理解したうえで、そこから新しい横糸(仕掛け)紡いでいかなれば、
地元な方々の理解は得られないし、文化は広がっていかいと感じました。


過去・現在・未来をしっかりと勉強しイメージいていく。
とくに歴史的観点から勉強していかなくてはと強く感じました。
そんなことで昨日は長野というフィールドでアートについて想いを巡らせてみました。






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