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哀悼。

音楽家、レイハラカミさんが先日、他界しました。

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写真は一昨年松本で撮影したもの。
プレイはもちろんカッコイイのですが、トークも面白く最高のライヴだったことをよく覚えています。




ありがとうございました。



仕事について考える。

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昨日から土日に長野に来てもらい新人デザイナーミムラの研修に入りました。
もちろん本人が一番大変ですが、教える方も色々学ぶことが多いし大変。
まず、名刺のデザインから練習してもらいました。

正直僕もまだまだなんですが、文字組の奥の深さに苦戦したようです。
もちろん僕らはプロですのでクライアントが気づかないような細かい所まで神経を行き届かせ美しいデザインをしなくてはなりません。

そしてフォントを作ってくれた方のことを思えば簡単で、一文字一文字丁寧に文字をおきたいものです。
パソコンという便利な道具を使っているので、楽なもんです。(そう思いたい)


漠然とデザインしていると、他人にデザインの説明ができないので気をつけなくてなりません。(そんな事はないのですが)

優しく教えたつもりでしたが、初日から少し気落ちしているようでした。
確実にうちの事務所が一番やさしいと思うので挫けず頑張ってください。
仕事ですからネ!

文字組が面白さがわかり、楽しくなる時が必ずきます。
それまで修練です。


さて、最近いろいろな若者(20代前半〜中盤)の男子が事務所に訪れるなど話を聞きにきます。
仕事の悩みや独立するかの迷い、そもそも就職しないという道を選ぼうという者まで。
それぞれの人生ですから僕なんかがとやかく言うことのないですし、そんなもん自分で決めなさい!という感じです。

背中を押してあげられるけど、決断するのは自分。
相談される時は、あえて独立や転職を勧めたりしないようにしています。
個人的には一度は就職はした方がいいかと。判断できないでしょ。
自分で決断できない人が独立は危険だし、些細な理由での転職はその人の人生を狂わせてしまうような気がしていて、軽々しく言えません。

自分も19歳の時、美容師からデザイナーを目指そうとした時1週間悩みました。
23歳の時、建築業しながら独学でデザインを学び、ついに開業したがまったく仕事がなくどうしていいか悩みました。そしてデザイン事務所へ入社しました。

26歳の時、勤めていたデザイン事務所を辞める時はまったく悩みませんでした。
(辞め方がヤンチャでしたが・・・)

23歳の時がかなりキツくめったにある本を読まないぼくですが、この本に助けてもらいました。(何度も紹介しておりますが・・・)


これを読んで設計図を書いたら気持ちがスッキリし人生の大枠は迷わないようになりました。

要するにこの先に、自分はどうなりたいのかをイメージできれば目の前のツライと思っていたことがツライとは思わずいい意味で割り切れ、むしろ楽しめるはず。


僕は30代ですべきこと、40代で挑戦というか形にできるコトをイメージして今を生きています。
自分のすべきこと果たすべく、今年スタッフを入れるという大きな決断ができました。
ツライことを考えている暇があるなら楽しいコト考える。

最近、自分より少し年齢が下の方々のお話を聞いてまた自分を見直すキッカけになりました。

ありがとうございます。





ようこそ。

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さて、manz-designに新しい仲間が加わります。

名前はミムラと言い、つい先月まで長岡造形大学の視覚伝達を卒業したばかりの
デザイナーの卵です。

長野県の数多くあるデザイン事務所のなかでうちに入りたいと門をたたいてきた変わり者です。

なぜ僕がミムラを採用しようと思ったか。
デザインスキルは作品をみればうちが欲しい人材であるかはずぐわかります。
そんなものはどうでもよくて、一番は「情熱」です。

不思議なニオイプンプンですが熱いものを感じました。
僕的に嬉しかったのは、僕のブログを通じて元気になったという言葉。
僕が伝わってほしいなと思っていたことだったので。

育ててみるか〜。と思いました。
情熱採用です。

そして先日の花見にミムラを呼んだのもミムラの自己紹介と
僕の決意表明でもありました。

ハートの熱くない人と仕事はできません。
合理的なことばかり考えるいまの社会に疑問も感じています。
即戦力より持続力。持続力を支えるのはやはり熱量の多いひとだと思っています。
デザインって人が作って人が使うものなので、コンピューター人間を僕は求めていません。
いい人材を生かすも殺すのもボスの頑張り次第。

雇用するのは初めてですので、気合いと不安が入り乱れていますがなんとかなるでしょう。

独立することが目標じゃない。どんなデザインがしたくてどんなデザインをすべきか。
僕自も次のステージに入ります。
確実に今年一番の出来事だと思います。

僕の活動を通じて、地元の若いデザイナーさんの刺激になれば嬉しい。

毎日怒られ、毎日落ち込みながらも楽しく前へ前へ。


8月から長野市に引っ越してもらい活動していきます。
世間知らずまだまだ未熟な会社ではありますが、
新体制でお仕事させていただくことのなります。

どうぞよろしくお願いいたします。


●情熱系WEBデザイナーさんは継続的に募集。(外注/オフィスシェアのみ)


manz-design
太田伸幸

師匠と弟子と弟子。

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昨日、一昨日とスーパーハードな日程で昼神温泉の春のお祭り「早坐まつり」の手伝いに行ってきました。
このお祭りは、この村の多幸を願うお祭りとして逸見尚希氏の声かけで5年前からスタートしました。
今年は少し名前をかえ「早坐復興祈願祭」という名前でお祭りを通じて被災地に向けてアクションをおこしました。
今日の信毎さんにも記事が載っていました。

最初の年からスタッフとして参加させていただき、お祭りを通じて沢山のことを勉強させていただいております。

逸見先生と僕は呼んでいるのですが、先生は僕の小学生時代の担任でした。
10年間教師を10年間石苔亭いしだという旅館の代表を勤め、一昨年から農業をしたり、地域プロデュースをしたりなど活動は多岐にわたります。


今年は僕のスケジュールの関係で前日準備のみ参加させていただきました。
備品の運搬やポップ作りなど徹夜の作業でした。
毎年誰か誘って行くのですが、今回はうちの弟子候補でデザイナーの卵も連れて行き、
manz-designのルーツや僕がなぜこのお祭りに参加しているのかを感じてもらいたいと思い、
一緒に汗をかいていただきました。
慣れないことばかりや緊張の連続でお疲れだったでしょう。
アリガトね。

僕は勝手に師匠だと思っていていますし、一番弟子だとおもっています。
師匠と同じ時間を共有することにより高いモチベーションをキープできたり
初心を帰ることができるので、今後も僕がどんなに忙しくなろうと時間を作り下働き行かせてもらおうと思います。

僕がデザイナーになるルーツを作ってくれた逸見氏。
長野市での活動の機会やチャンスをくれたは水谷氏。

僕はこのお二人とは死ぬまでおつきあいしたいと思います。
古くさい考えですが義理人情は大切したいです。(もちろんビジネスは別)


パワーや経験をもらってばかりではいけません。
僕も次につなげていく義務があると思います。
インプットからアウトプット。

そろそろ還元していかなくてはならない年齢になってきました。
9月で30歳になるので。今年はとくに勝負の年になっています。

師匠と弟子と弟子。
繋げていきます。


そして5/2〜5/4は善光寺花回廊
ラストスパートです。

5/3に師匠が冷やかしに来るそう。
あ〜緊張。

また何言われるんだろ〜。
無言が一番怖いけど。

●徹夜で頑張ったミムラ。お疲れです。
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失敗は成功のもと。

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先日なんとか終わることのできた「徳永優子の仕事」というイベント。
イベントの様子はコチラから。


3月のあたま、水谷優香さんからの1本の電話からわけも解らぬまま即答でOKを出して
しまったのが事のはじまり。

情熱大陸に出たあの「徳永優子を長野に呼びたいんだけど、どうしよう〜」

普通に考えたらスケジュール的に無理なのは明らかでしたが、
10年以上お世話になっている水谷さんお願いを断るという選択肢は僕にはありません。


断ることはすごく簡単。別に命とられる訳でもないし、なんとかなるでしょうと
思いました。
だって3週間あるじゃん。

その3週間でできることをすればいい。
できない理由を言うのは嫌いですし、そゆう人とは仕事もしたくない。

失敗し、恥をかき、赤字だってやるだけの価値があるものは何がなんでもやりたい。


ディーラーさんのご協力もありおかげさまでチケットはあっという間に売れ、ほっと一息したいところでしたが、なんせ素人集団全てがはじめて。ま〜段取りや人員も解らずでしたが
なんとか当日を向かえました。


事前に徳永さんのことは聞いていたのですが予想以上のハイスピート・ハイパワーさらに
企画の大幅変更・マシントラブルなど戸惑いの連続であたまが真っ白になりました。

僕自身ここまで追い込まれたのは初めてで自分がここまでできないとは夢にも思いませんでした。

絶対的なスタッフ不足と経験不足でした。
進行・会場準備・スタッフ指示・映像音楽出し・共演者のフォロー・誘導などひとり何役も抱えすぎたことによりどれも雑になってしまったことがとても反省すべき点でした。

でもこうして失敗することにより改善点が沢山みえたので、次こうした機会があればもっといいものを作れると思いました。


今回の「徳永優子の仕事」を一番勉強させてもらったのは自分かもしれません。
そして佐藤健作さん本当にありがとうございました。


自分のキャパでカッコつけるつもりはありません。
これからも臆せずチャレンジして行きたいと思います。


あ〜悔しいわ〜!

自分に腹が立つ!

でも楽しい!



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太田伸幸



古文単語マスター333

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今日は、お昼過ぎからみっちり4時間楽しくもありパワーのあるお打ち合わせを
させていただきました!
沢山面白い企画ができそうでワクワクしています。

現在長野と東京を行き来され、多忙な日々を送られている代ゼミ講師の西村雪野さんから
本を作ったとのことでいただきました!

ありがというございます!
勉強という勉強をしたことがない僕ですが、じっくり読ませていただきます!
ざっと拝見したところアニメも入ったり説明文も西村さんのユーモアさが随所にかいま見れておもしろし!


西村雪野(みんな「ゆきの先生」と呼びます♪)
代々木ゼミナール古文講師
著書「古文単語マスター333」(数研出版)
税込定価 780円 
サイズ B6判 
ページ数 240ページ
略称 古文単語333

東京大学文学部 日本語日本文学科卒業 

濃密な30分。

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昨日の出来事ですが、お隣の宿に長野県知事がふらっと来るということで僕も
ふらっと行ってみました。

知事を含め4人で観光についての話を30分ほど熱く語りました。

知事とこの距離でしかもかた苦しくなくお話できとても良かったとおいます。
主役である宿オーナーを差し置いて喋りすぎてしまったことを後から反省。

僕らデザイナーができること。政治がすべきこと。

面白くしていきたいです長野県の観光。
長野県の各観光エリアだけを考えるのではなく長野県のアイコンをしっかりイメージしていかなくてはならないということをおっしゃっていました。


すぐできることは、すぐ実行にうつし、中長期的すべきとこもしっかりイメージしながら
長野というフィールドで楽しいことしたいです。

まず僕がしなくてはならないことは長野県(長野市や善光寺門前)について
もっと勉強すること。
発信はまだ先でいいというか、できないような気がしています。


とても濃密な30分でした。
みなさんありがとうございました。

散歩。

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小学生の頃、通学路なんてまともに通らず、田んぼ道なんかと通って
学校に通っていました。

久しぶりに実家周辺を散歩してみると懐かしさの反面
川の多い街だなと気づきました。

実家にいたら普通の景色だと思いますが、たまに帰って散歩すると
沢山素敵なものを発見できました。
気持も穏やかに優しい気持になりました。

また明日から、たんまりと仕事をこなし、年末まで休みなしで働きます。
そして年明けから年度末までのプロジェクト達を・・・

頑張ります!

ありがたや〜
ま〜これは修練ですな。

新しい価値観をもつ若者達。

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上司に誘われても飲みに行かない。海外に出たがらない。仕事をすぐやめる。そんな若者の行動をネガティブに語る「若者論」が多く見受けられます。その中に は、消費をしない彼らのせいで景気が回復しない、という極端な言説も含まれます。今回の号では、そうしたネガティブな視点ではなく、あらためて、若者たち の行動や発言の背景にある社会を基点に、新しい価値観を掘り起こしたいと考えました。いつの時代も、時代の空気を敏感に感じながら、新しい時代を創ってき た若者世代。いろんな局面に見え隠れする彼らなりの発想や考え方に向き合うことで、次の社会の姿が見えてくるかもしれません。

抜粋。

立ち読みしましたが面白かったです。(買おうよ)


今僕は29歳。どちらの世代なんだろう。

ん〜どちらでもないような気がする。

僕は田舎者なので、地元にいた時の価値観といえば、ファッションや車など
物欲にパワーを注いでいた時期もありました。

高校生の時にパーツ取りも含め同じ車を3台もっていたり、
社会人になってからはリッター4キロの旧車と普段使いに軽自動車を所有し、
独り住まいで3LDKの賃貸マンションに住んだり、
ファッションでは裏原系のどっぷり浸かり、スノーボード用品を上から下まで新品したりなど
少ない給料すべて使うという身の丈に合っていない20代前半を過ごしていました。


今ならそんなバカな使いかたしません。
もっとソフト面で自分に投資していればと思いますが・・・
まだ20代なので遅くないですし、20代後半からは生活スタイルを変化させました。
他に明確な目標ができれば価値観はガラッと変わる。

しかし、消費することもすごく大切だと思う。
10万で楽しく生きられる環境をつくるか、50万円・100万円で楽しく生きていくために頑張るかはひとそれぞれ。


我々の業種も新しい価値観をもつ層に対してどういったデザインをしコミュニケーションを
していくか考えてデザインしていく必要があるかと・・・

残暑お見舞い申し上げます。

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また暑さがぶり返し、バテバテぎみの毎日を過ごしております。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

平成二十二年
盛盛盛盛夏〜


PS.ハンコ作りました。