資生堂にみる商業デザイン -明治・大正・昭和-

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最近放出ばかりで脳みそが枯れ果てている自分に今一番足らない潤い注入しに現在、信濃美術館で開催中の「資生堂にみる商業デザイン -明治・大正・昭和-」に行ってきました。
僕も好きで色々知ってはいましたが、展示に行ってみる方が数倍勉強になりました。

山名文夫氏(やまなあやお)だったでしょうか新聞広告の手書きのデザインがあり、デザイン後、コピーライターか活字を組む人へのメッセージが書かれたものなんかもあり、生のやりとりが伝わる展示もありすごく勉強になりました。

美容でも巨人ですが広告界でも巨人の「資生堂」
資生堂のCMに起用される女優は一流の証ともいえるほど憧れの企業だそう。
名実共にブランド力の高い企業のひとつです。

余談で記憶が曖昧ですが高校生頃だったでしょうか「ピエヌ」の広告に起用されていた緒川たまきさんのポスターをみてドキッとした記憶があります。調べたがで出てこず。



資生堂のには「資生堂書体」という独自の美の結晶ともいえる美しい書体を持ち
さまざま広告物で使用されています。

資生堂宣伝部に入るとひたすら資生堂書体をレタリングするそう。
僕も勝手に模写してみたことがあります。憧れに近づくために・・・。
コンセプトとしてレタリングが上手になることが目的ではなく、
描くことで資生堂の美を知る敵なことを書いてありました。

とてもすばらしい考えだと思います。


●デザインノートより
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※展示物ではありません。


今展示でもすごく扱いは小さいですが資生堂書体のレタリングについての展示があります
是非見つけてみてください。


●山名文夫氏のポストカード購入。
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ありがとうございました。

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